COAS(コース)は、ナチュラル・リーダーシップをベースに「人々がしあわせに働き、しあわせな社会を生み出す」ことを目指します。
このような社会は、皆がそれぞれに個性を発揮し、自分らしく生きながら、社会(群れ)として調和している状態だと考えています。
このような状態を実現するためには、はたらく人が「感覚をひらき、自分の根っこを取り戻す(自己受容)」こと、「取り戻すことで、本来持っている力が発揮できるようになる」こと、同時に、「他者への寛容性を取り戻し、他者と共振する感覚を得る」ことが大切であると考えます。
COASはそのためのプログラムと場を提供することをミッションとしています。
※COASとは、Cooperative Ashramという造語の略。誰でも、いつでも、学び直すことができる、”みんなでつくる修行道場”という気持ちを込めています。
COAS(コース)の主は馬。馬の幸せを第一とした、仕事×学び×暮らしが融合するコミュニティを作ることで、結果として人間が癒され、自分を取り戻し、成長することができる場づくりを目指しています。ピリカの丘牧場は、この場作りを実践するCOASのモデル牧場です。
憲章
馬を殺さない
関心を自分ではなく馬にうつす
センス・オブ・ワンダーをもつ
礼を通じて他者とつながる
他者の一部として何かしらを「お返し」する
株式会社COAS(コース)は2016年に設立。欧米発の馬を使ったセラピー&人材育成メソッドを日本に初めて導入し、独自にプログラム化しました。過去数年間で、大手企業延1900名以上のビジネスパーソンにサービスを提供してきた実績があります。代表の小日向は、欧米の最先端メソッドEAL(Equine Assisted Learning)を体験し、米国の国際資格EAGALAを持つ唯一の日本人です。
・会社名 株式会社COAS
・設立 2016年6月
・代表取締役社長 小日向素子
・資本金 3,000,000円
・本社 東京都渋谷区恵比寿1-7-13
・自社牧場 北海道札幌市西区小別沢149 ピリカの丘牧場
・電話番号 050-3189-0502 (お問い合わせは、電話ではなく「お問い合わせ」フォーマットからお願い致します。また、営業電話はお断り致します)
小日向素子(Kobinata Motoko)
日本電信電話株式会社入社。その後外資系に転じ、マーケティング、ブランディング、新規事業開発、海外進出などを担当。2006年にはグローバル企業の日本支社マーケティング部の責任者に、全世界で初めて女性及び最年少で就任し、2年で組織再生を果たす。2009年に独立。暮らしと仕事と学びが重なる、をテーマに活動を開始。馬の研修と出会い、国内外の牧場で学びと実践を深める。
2016年に株式会社COASを設立。この時期、2年をかけて日本、スイス、米国等の専門機関にて組織開発、リーダーシップ、キャリアコンサルティング、コーチングについても勉学し、キャリアコンサルタント試験合格、ICF認定コーチングコースアドバンスト受講。大手企業研修に、ファシリテーター&プログラムマネージャーとして参画するなどして実績を積む。2017年、札幌に自社牧場を持ち、馬の力を借りたオリジナルプログラムを、株式会社資生堂、アウディ・ジャパン株式会社等で本格導入。2020年、馬から学ぶ企業研修の提供に加え、COASのメソッドをナチュラル・リーダーシップとして体系化。認定プログラムを3年連続実施し、2023年より、ナチュラル・リーダーシップの本格的な普及に向けた活動を開始、現在に至る。
アカデミックバックグラウンド
・IMD Organizational Development 修了
・IMD Strategies for Leaders 修了
・東洋英和女学院夜間大学院 社会科学研究科 修士課程修了
・国際基督教大学教養学部 社会科学学科修了
馬研修バックグラウンド
・EAGALA認定ファシリテーター(Equine Specialist/Mental Health Specialist)ー両方を保有するのは日本人では小日向のみ
・リンダ・コハノフ氏「Power of Herd」プログラム修了
・ジュリア・フェルトン氏「Equine Coaching」プログラム受講
・スタンフォード大学准教授ビバリー・ケイン博士 プログラム受講
・アラン・ハミルトン博士 プログラム受講
阿部麻美衣(Abe Amii)
日本女子大学人間社会学部(文化人類学)、早稲田大学大学院味太平洋研究科(国際関係学)卒業。学生時代に国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」に所属。ファシリテーション、プログラム設計などのトレーニングを受け、温暖化問題、国際債務問題の活動で、ヨーロッパ各国、南アフリカを訪問。1年間団体の代表も務める。大学院卒業後、テレビ朝日に入社。5年間、報道局ニュース番組ディレクターを務める。その後、主に担当していた朝鮮半島問題への理解を深めるため、退職し渡米。マイク・マンスフィールド財団客員研究員として北朝鮮に複数回訪問し、現地高官と交流。日朝関係に関する論文発表や講演を行う傍ら、時事通信社ワシントン支局に勤務。その後、プライベートでバングラディシュ生活を経て、日本へ帰国。以後、シングルマザーとしてベンチャーで働く生活が7年続く。”自分のwant”よりも”安定した生活”を優先する日々にモヤモヤが強まり、キャリア突破口を探るべくMBA(グロービス)の門をたたくなどする中、2019年に日経の記事でCOASと出会う。自身の働き方・生き方を大きく変える覚悟で、2020年1月からCOASにジョイン。翌年、娘とともに札幌へ移住。COASでは牧場&馬担当の他、業務に必要な実務全般、プログラムのファシリテーターを兼務。
現在の生き方の根底にあるのは、20代後半で体験したうつ病、30代後半(娘2歳)に起きた想定外の離婚、その後、経済的安定と周囲の期待に応える生き方を優先する生活へシフトしたことで感じた生きづらさ。今は、馬を中心とする生活を通じ、自己を受容し他者を信頼する感覚を学んでいる最中。親としては、小4から「学校に行かない」選択をした娘と明るく過ごしながら、"子どもとの向き合い方”を模索中。馬と無目的に時を過ごす、パッシブリーダーシップの時間が大好き。
Photo:Hiroki Tagawa (nando Inc.)
清水緑太(Shimizu Rokuta)
ピリカの丘牧場の、縁の下の力持ち。2019年秋から1年間の研修期間、1年間のアルバイト期間を経て、現在、契約社員として活躍。馬の世話だけでなく、敷地内の整備、施設全般の修繕、場を維持するための細かなメンテナンスまで、なんでもこなす。
必要な道具類も、現場にある素材を最大限活かしながらDIY。クラブハウス前の花壇、冬場に馬が快適に暮らすための馬房カーテン、施設を守る雪よけの窓板などはすべて本人作。重機操作の腕も高い。
荒木博行(Araki Hiroyuki)
住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、絵本ナビの社外取締役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。 著書に『独学の地図』(東洋経済新報社)、『自分の頭で考える読書』(日本実業出版社)、『藁を手に旅に出よう』(文藝春秋)、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』シリーズ(ディスカヴァー・トゥウェンティワン)、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』など多数。 Voicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティを務める。
株式会社COAS
ピリカの丘牧場
札幌市西区小別沢149
E-mail: info@coashp.com